恒例となった旭川市内のイベント、アニメワールド2001に、古い手塚ファンはもとより、小さな子供たちも元気に駆けつけてくれた。人気のグッズ売場には順番を並ぶ沢山の来場者でいっぱいになった。
アトムやレオ、ブラックジャックには、根強いファンが多い。世代を超越したおもしろさを、手塚作品がもっているからであろう。
手塚漫画や手塚アニメの人気は21世紀も続きそうだ。こんな世の中だから、これからの子供達にも手塚の残したコアなメッセージが伝わってくれることを切に願わずにはいられない。ありがとう手塚治虫。フレーフレー!!手塚プロダクション!!

●手塚治虫アニメワールド たくさんのご来場ありがとうございました。
2001年のアニメワールドも無事終了

■手塚治虫アニメワールドpart12
2001年8月12日(日) 旭川市民文化会館小ホール
<上映作品>
海のトリトン(オリジナル版)■リボンの騎士■鉄腕アトム■スペシャル映像
■オサムとムサシ■陽だまりの樹(6本立て/1日3回上映)
<上映開始時刻/10時・14時・18時>
<同時開催>
●ワクワク抽選会・・・入場者全員に当たります。(景品/アトムの会提供)
●映画メトロポリス資料展示・・・セル画・設定資料その他(手塚プロ提供)
●グッズ販売・・・・お菓子・キャラクター商品その他(冨貴堂書店)
●似顔絵コーナー・・・恒例記念似顔を2分で描画。(絵師/いがらしなおみ)
●関係書籍販売・・・漫画・アニメ本等(冨貴堂本店)
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主催/アトムの会
後援/(株)手塚プロダクション旭川市・旭川市教育委員会・北海道新聞社
(株)ノヴェロ旭川支社・(株)イベントサービス
協賛/(株)冨貴堂
◎お問い合わせ/冨貴堂本店tel.26-6100・もぐらやtel.51-4159
◎前売券/小・中学生300円、高校生600円、大人800円、幼児無料
(当日は各200円増)

(C)tezukaproduction




冨貴堂ギャラリー4Fで行われた全くの新しい試み、「読み聞かせLIVE」。
オープニング映像がスクリーンに映し出されると、観客の両サイドに配置された声優人(?)の気持ちは一様にピーンと張りつめた。失敗しても後戻りは出来ない。無情に映像は前に進むだけ。そんな状況にも目げすに、全員の張りつめた声が、ギャラリー内にビンビンとこだまする。少しだけ生の良さ、感動がみなの心に去来した。人が一つのことで力を持ち寄るというのは、とてもすばらしいことだと、教えてくれた真夏のワンシーンでした。

今まで手塚作品の上映を中心に行ってきたアトムの会ですが、アトムの会としては初めての試みである、「読み聞かせLIVE」というイベントを、恒例のアニメワールドはとは別に、市内冨貴堂書店4Fギャラリーにて行われました。作品は手塚治虫原作の「雨ふり小僧」。手塚作品の中では短編ながら、舞台にもなっている感動的で、ちょっぴりかわいそうな雨ふり小僧の物語。
上映方法を解説しますと、漫画の原稿をコマごとに分割、デジタル化し、映像的な秒数と台詞の秒数を割り出し、現在ハリウッド映画などでは常識となったプロフェッショナルも使用しているシステムでデジタルエフェクツ等をかけ、上映用のデータを作成しました。音楽はプロの作曲家長谷部氏よりご提供いただきました。
■作品名/雨ふり小僧
■原作/手塚治虫
■演出・制作/いがらしなおみ
■音楽/MKMmusic(長谷部雅人)
■声の出演/いがらしなおみ、氏家正実、塚本愛樹、稲垣陽一他
■映像協力/株式会社ヴューワークス
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